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高山祭とは?

美しく色づく山並みを背景に、情趣あふれる街を練り歩く屋台・・・。この荘厳華麗、絢爛豪華の中に幽玄と哀愁を漂わせる芸術品によって、 高山祭は、京都の祇園祭・秩父の夜祭とともに日本三大美祭のひとつに並び称されてきました。
祭は年2回で、4月14・15日に行われるのが 日枝神社の春の「山王祭」。
秋の「八幡祭」は10月9・10日。桜山八幡宮の氏子である安川通りをを境とした北側、いわゆる下町を舞台に繰り広げられます。やはり必見は、屋台の洗練された構造美、彫刻、塗り、金具、織物など飛騨の匠の技術が一体となり、 動く陽明門と賛えられる屋台。 からくり人形も高山独特で、優雅な所作で演じます。秋祭りで引き出される11台と春祭の12台を含め、屋台はすべて昭和35年(1960年)国の 重要有形民俗文化財に。昭和54年には、高山祭の屋台行事が国の無形民俗文化財に指定されています。

春の高山祭り(山王祭)4月14〜15日の2日間

高山の春祭は、高山市城山に鎮座する日枝神社(山王様)のである。
永治元年(1141)に三仏寺城主 ・飛騨守平時が日吉山王より勧請したのが始めとされる。
日枝神社は金幣社に列せられ、安川通りを境とした 高山市南半分の地の氏神となっている。
例大祭の祭事は、3月1日の屋台順番抽せん祭から始まり、 この日、本殿における抽せんにより祭礼当日の屋台曳行順番が決められる。4月14日は試楽祭であり、 社殿において奉告祭・奉幣祭のあと午後に発幸祭を行う。御神幸は神輿に御分霊を奉遷して大榊を先頭に 獅子舞・大太神楽・闘鶏楽一文字笠に裃姿の警固など数百人の行列がつづく。 屋台は午前から神明町に曳き揃えられ御神幸の神輿を迎える。神輿が陣屋前の御旅所に到着されると屋台も順次陣屋前に 曳き込まれる。夜になると屋台蔵と屋台に灯をともし曳き別れとよばれる夜祭りがはじまる。 各屋台に百数十個の屋台提灯を取り付け「高い山から・・・」の曳き別れうたをうたいながら所定の町筋を一巡し それぞれの屋台蔵に納められる。15日は本楽祭で祭りも最高潮に達する。午前から陣屋前に曳き揃えられた 12台の屋台のうち、龍神台他2台のからくり人形の技が数回披露される。御分霊は午前から御旅所を出発され、前日の行列に台名旗を立てた代車を合わ氏子内を巡行して神社に還御される。夜は、寄びひきで知人宅を廻り、 洒や祭料理をよばれた人たちの群が町々にみられる。


からくり奉納(三番叟)※春の屋台のからくり奉納  
童形の三番叟人形がえんじつつも、先端へ移行した聯台(れんだい)上の扇子と鈴を持ち、箱に顔を伏せると、瞬時に翁の面を被り、謡曲「浦島(うらしま)」に和して仕舞を演じます。


神楽台  
五人の楽人を台に乗せ、獅子舞を付随させながら、屋台行列の先頭で囃子を演奏する。巡幸の必ず先頭。 

からくり(石橋台)
※春の屋台のからくり奉納
 
石橋台のからくり人形
 

春の屋台12台
神楽台
三番叟
龍神台
石橋台
琴高台
五人の楽人を台に乗せ、獅子舞を付随させながら、屋台行列の先頭で囃子を演奏する。  童型の人形が聯台(れんだい)上の扇子と鈴を持ち、翁の面を被り、舞う。神楽台についで屋台に先行。 三十二条の糸を操った竹生島(ちくぶじま)竜神のからくり。龍神が紙ふぶきをあげながら荒々しく怒り舞う。 美女が狂い獅子に変身。 元の姿に戻って両手に牡丹の花を持ち、千秋万歳と舞うからくり。 鯉魚と波浪を刺繍した大幕、鯉の滝登り、鯉魚遊泳の彫刻を施した欄間など、鯉づくしの意匠。
青龍台
鳳凰台
五台山
麒麟台
崑崗台
天守閣風の屋根、三層の台形、天守閣型の屋根(入母屋造り)など、他の屋台と異なる趣。 赤黒黄三色の胴幕、緋羅紗の屋根覆い、木目を生かす金具使いなど、堅牢で技巧的な屋台。  獅子牡丹の刺繍幕、京都西陣、綴錦織の見送幕、下段の飛獅子彫刻など、各所に由緒を誇る。 屋根に一対の麒麟を載せ、中・上段の彫刻も麒麟の意匠。下段の彫刻は、名工・谷口与鹿作。  中国随一の金銀の産地、 「崑崗」にちなんだ台名。棟両端の金幣、屋根上の宝珠は金塊を表現。
大国台
恵比寿台
     
     
屋根棟と上段の縁の動きが美しい。屋台のくじ順が若ければ米価が高く、遅ければ安い伝承がある。 鍍金の金具には14kgの純金を使用。下段の龍、中段の獅子、手長胴長像の彫刻は与鹿作。       

秋の高山祭り(八幡祭)10月9〜10日の2日間

高山の秋祭りとして親しまれる八幡祭りは、仁徳天皇65年、2面4手4足の両面宿儺という怪人を 波根子武振熊命に命じて征伐させた際に、戦勝祈願としてまつられたと伝えられる桜山八幡宮の例大祭で、 祭神は応神天皇である。  祭例は8月1日の祭事始祭に始まり、この日には本殿における奉告祭のあと、宮司より本年度の例大祭を 司る年行司・副年行司の委嘱が行われる。10月7日夜は本殿において試楽祭が斎行され、そのあとで 各屋台組への御幣のきり替えと屋台順番の神くじが行われる。 10月9日は例大祭、神社本庁遣幣使の奉幣・大太神楽・浦安の舞、境内では獅子舞や闘鶏楽の奉納があり、 氏子内外参百人余の参列者によって盛大に斎行される。11台の屋台は、神楽台とからくり奉納の布袋台が 境内に、他の9台は表参道大鳥居前の記念道路に曳き揃えられる。
夕刻、屋台提灯に火をともした屋台は、曳行順に江名子川べりから三之町を通り安川通りに曳行される。これは「よい祭り」といわれ、昔は、御神幸行列の中に屋台も加わって氏子内を曳行し、夕やみの迫る時刻に なると屋台提灯に火をともして曳いた事に由来する。 10日は早朝の御神幸祭から祭礼は始まり、消防手・大榊・社名旗・獅子舞・闘鶏楽・四神旗・神官・錦旗・ 御鳳輩・雅楽・台名旗付代車・一文字笠に裃婆の警固等、数百人の御神幸行列が氏子内を巡行する。 さながら時台絵巻をみるようである。高山では、各戸ごとに裃を所有し、祭礼の2日間は祭りに奉仕する 「しきたり」がある。豪壮華麗な祭り屋台と共に、こうした氏子民の伝承文化を継承する姿は貴いものと されている。

屋台曳き揃え  
9日の例大祭(れいたいさい)には八幡宮境内に1台残り、他10台は表参道へ。そのうち4台は午後から町内を巡行します。10日の神幸祭(じんこうさい)では3台が境内、他8台が表参道へ並び、彫刻や織物などの装飾をお披露目。この間、境内では布袋台のからくりが奉納されます。

御神幸  
屋台と並ぶ高山祭の魅力の双璧、それがこの御神幸です。おみこし、大太神楽・雅楽・闘鶏楽・裃(かみしも)姿の警固などが、民俗芸能を披露しながら行進。祭ばやしを奏でながら御旅所、下一、下二、下三之町を回り八幡宮に戻ると祭は幕を下ろします。

屋台曳き回し(屋台4台)  
宵祭では八幡宮の南川を廻りますが、9日の昼は4台の屋台が「下廻り」、つまり八幡宮の北川を廻ります。神楽台と鳳凰台は毎年、布袋台を除くほかの8台のうち2台が毎年交代で、今年は行神台と金鳳台がとうじょう。荘厳な屋台が町内を巡行する様は圧巻です。

からくり奉納(布袋台) ※秋の屋台のからくり奉納
八幡宮境内で布袋台がからくり人形を披露。男女二里の唐古が回転しながら5つの綾(ブランコ)を飛び交い、布袋和尚の肩にのります。最後に布袋が軍配を一振りし、中から「和光同塵」とかいたのぼりが出たらクライマックス。演技時間は約20分です。

宵祭り  
街が夕闇に包まれる頃、屋台に提灯がともされ、「曳き別れ」と呼ばれる宵祭が始まります。曳き別れ歌が流れる中、灯りがゆれる11台の屋台が町内を一巡。江名子川の川面に揺らめく姿も美しく、幻想的な古典絵巻の世界へ観客を誘います。


秋の屋台11台
鳩峯車
行神台
大八台
金鳳台
宝珠台
最古の屋台のひとつ。前の雲龍、左右の明人遊苑図、見送りの人物図の綴錦は必見の価値。 飾り人形は祭神の「役の行者」(えんのぎょうじゃ)。中段に朱塗の玉垣がめくり、大輪は全屋台唯一の栗材。 屋台囃子の名曲「大八」はこの組みの作曲。車が大きく、中段が吹き抜けの構造が特徴。 飾り人形は神宮皇后と竹内宿禰。文政2年(1819)に再考され初期屋台の面影を残す。 呼び物は棟を重ねる雌雄の大亀。かつて宝珠を飾ったのが由来。俗に亀屋台の別名も。
神楽台
豊明台
神馬台
鳳凰台
布袋台
獅子舞を従え、行列の先頭を行く。屋根がなく、大太鼓を飾り、烏帽子姿の楽人が乗る。 白彫の十二支、極彩色の牡丹や菊など、屋台芸術の粋を集めた絢爛豪華な装飾が魅力。 下段丸柱の先には青龍刀、左右側面に般若面、飾りには神馬に白丁と勇壮さが目立つ。 下段の谷越獅子は、全屋台中最大。優美な透かし金具と玉毛房、金の大鳳凰が棟を飾る。 みどころはからくり人形。綱方8人を要する、唐子と布袋和尚の見事な妙技は感嘆の的。
仙人台
       
       
唐破風屋根が古式豊かで最古の屋台のひとつ。白髭の仙人、極彩色の剣巻龍もユニーク。        


秋の高山祭りの日程


9日の日程

 
屋台曳きそろえ(神社境内1台・表参道10台)
午前9時ごろから午後4時ころまで

御神幸(祭り行列)
八幡宮を出発、大新町5丁目区域を練り歩き、久美愛病院前で解散  午後1時から午後5時ころまで

屋台曳き回し(屋台4台 神楽台・鳳凰台・行神台・金鳳台)
表参道から中新町を下り、久美愛病院を西進し、大新町本通りを上り、表参道へ  午後1時ころから

屋台のからくり奉納(布袋台)
八幡宮境内にて
午後1時30分ごろから 午後3時ころから(2回あります)
前で見たいという方は、1時間30分前に境内にて待っていたほうがいい場所が取れますが、それぐらい待たないと正直言ってなかなか見られません。


宵祭り
屋台11台に店頭の上、表参道→二之新町→下二之町→安川通り→下一之町→桜橋へ 午後6時ころから午後9時ころまで

10日の日程

 
御神幸(祭り行列)
お旅所から八幡宮で解散 午前8時30分から 午後1時30分ごろから(2回あります)

屋台曳きそろえ(神社境内1台・表参道10台) 午後9時ころから午後4時ころまで(表参道にて)

屋台のからくり奉納(布袋台)
八幡宮境内にて 午後11時ころから 午後1時ころから(2回あります)
前で見たいという方は、1時間30分前に境内にて待っていたほうがいい場所が取れますが、それぐらい待たないと正直言ってなかなか見られません。

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