HOME | > | 飛騨高山 観光情報 |
飛騨高山の観光施設をご案内いたします。
風習・文化 飛騨高山の風習・文化をご紹介いたします。
絵馬市 | 二十四日市 | 我楽多市 |
陣屋前夜市 | 車田 | 山菜とり |
花餅かざり | 漬物つけ | 秋葉様 |
山行き |
飛騨の里
約99,000u(3万坪)の敷地に合掌造りなど飛騨各地から特徴のある民家30数棟を集め、 昔ながらの飛騨のすがたを再現しています。 里内には、谷川がながれ、水車がまわり池には魚が泳ぎ、 田や畑があり、自然のたたずまいは、昔のふるさとのようです。それぞれの民家には、飛騨のソリや、 山村の生産用具、養蚕用具など農山村の生活や文化をしのぶ貴重な資料2,000点あまりが展示されており、飛騨の里は民具の博物館でもあります。 西側の工芸集落では、飛騨塗、機織り・染色など伝統工芸の実演が行われています。 どの民家でもいろりで火をたいているのは建物を保存するためで煙とすすが防腐や防虫に役立っています。 開館時間:午前8時30分〜午後5時(年中無休) 入館料金:大人・・・・・700円(20名以上600円 200名以上500円) 高校生・・・・・700円(修学旅行・20名以上300円 200名以上250円) 小中学生・・・200円(20名以上150円 200名以上100円) 駐車料金:(1回) 普通車・・・・・300円 大型バス・・・1000円 交 通:JR高山駅から定期バスで10分 駅前バスセンターを30分ごとに出発 自家用車の方は国道41号線と156号線の交差点を西へ約400m 民芸教室開講・・・昔ながらの伝統にチャレンジ! お問い合わせ:0577-34-4711 |
飛騨民俗館 |
江戸初期の農家野首家や山岳資料館などがあります。 なお、飛騨の里と民俗館とは、文学散歩道で結ばれており、この散歩道には、郷土ゆかりの文化人を偲ぶ文学碑がたっています。 |
高山城主金森氏の屋敷の一つでした。 金森氏が上ノ山(山形県)へ移されてからは、 徳川幕府の直轄地(天領)となり、江戸から代官や郡代がきて、ここに役所をおき飛騨の政治をとりました。 この役所を「高山陣屋」とよび、おふれを出したり年貢のとりたてなどをしました。 明治まで25代177年間続きました 。 クレ葺屋根の門の扉に残るしみは梅村騒動で農民に殺された門番の血痕といわれています。 玄関を入った壁には 、郡代の格式を示す「青海波」模様があります。内部には御役所、御用場、大広間、役宅、吟味所、白州などのほか裏手には、高山城三の丸から移した御蔵(米蔵)8戸前(蔵は戸前と数える)も昔のまま残されています。かって年貢米を保管した蔵で天領時代の歴史を物語る資料が展示されています。 大原騒動で打ち首となった本郷村(現在上宝村)の農民善九郎が妻に送った遺言状の文面には胸をうたれます。 明治に入ってからは、県庁、郡役所、支庁、県事務所など代々、地方の役所として使われてきました。代官所の建物が残っているのは全国で高山だけです。 開館時間:4月〜10月 午前8時45分〜午後5時 11月〜3月 午前8時45分〜午後4時30分 休館日:12月27日・31日・1月1日 入場料金:一般420円(30名以上の団体は370円) 高校生以下無料 お問い合わせ:0577-32-0643 |
|
私たちの先祖は、京都や江戸の文化をその生活の中に取り入れ、まつり屋台や町家に見られるように 高山独特の文化を築いてきました。その大きな担い手となったのが高山の町人です。 この文化を保存管理するため旧家の土蔵を生かし歴史民俗資料館として国、県、市指定の文化財をはじめ、特色のある文化遺産など町人文化を知る貴重な資料を展示しています。 展示資料は考古、伝統工芸、文学、学問、高山祭、町家、商人、火消し組、酒造用具、高山城主金森氏の遺品などがあります。 開館時間:3月〜11月 午前8時30分〜午後5時 12月〜2月 午前9時〜午後4時30分 休館日:11月〜3月の毎週月曜日、12月29日〜31日 入場料金:一般・・・・・300円(30名以上の団体は250円) 小中学生・・・150円(30名以上の団体は100円) お問い合わせ:0577-32-1205 |
樹齢1,000年を超え大銀杏と並び、三重塔がそびえる境内には高山城から移されたといわれる鐘楼門や、1200余年前の創建当時の塔礎石などがあります。本堂は市内でも最も古い建造物で、室町時代の建立。飛騨随一の古刹の名にふさわしい風格があります。 |
桜山八幡の屋台会館は秋の高山祭にひき出される11台の屋台を年3回(3月・7月・11月)4台づつ入れ替えます。祭行列を再現展示し、巫女さんがガイドをしてくれます。
また、附設館として桜山日光館があり、日光東照宮の10分の1の精巧な模型が展示されています。 開館時間:3月〜11月 午前8時30分〜午後5時 12月〜2月 午前9時〜午後4時30分 休館日:年中無休 入場料金:一般・・・・820円 (30名以上の団体は765円・100名以上の団体は715円) 小中学生・・410円(30名以上の団体は390円・100名以上の団体は360円) 高校生・・・510円(30名以上の団体は510円・100名以上の団体は360円) お問い合わせ:0577-32-5100(高山屋台会館・桜山日光館共通) |
明治12年に建築されたものです。いかにも雪国の民家らしく、低く深く、しかも重々しい軒。どっしりとした構えの中に美しい出格子、隣り合う吉島家とともに町家建築としては、初めて重要文化財に指定されました。豪快に組み上げられた梁組みと広い土間が表す空間美は、江戸時代そのままの技法を最大限に生かした民家建築の集大成とも言える建築物です。母屋の一・二階の一部と奥の文庫蔵が展示室です。その蔵には、日下部家代々の家具調度品や生活用品、古美術品が展示されています。とくに有名なのは根付のコレクションです。
*根付* 天領時代の町人文化が生んだ傑作です。印ろうや煙草入れを腰にさげるとき帯に通すひもの滑り止めに使った木製のごく小さな細工のもので、日下部民芸館には松田亮長の逸品が展示されています。
|
明治41年に建築されたものです。昔は、造り酒屋だったため、軒下には大きな酒ばやしが吊ってあります。大黒柱を中心に、梁(横柱)と束(梁に垂直の柱)によって構成される吹き抜けは、高窓からの光線をたくみに屋内に取り入れ、柱や鏡戸の木目を美しく見せています。
日下部家が男性的な建物に対し、この吉島家は建物のすみずみまで神経のゆきとどいた美しく、繊細で女性的な建物といわれています。 |
高山城二の丸跡に、合掌造りで有名な白川郷から移されたもので、浄土真宗の寺院では、 日本最古の建物といわれます。書院造りの本堂は永正年間(1,500年頃)の建物で、一本の大杉をもって建てられたと伝えられ、屋根のゆるやかな曲線は室町時代の建築美を代表しています。すぐ近くには、心霊学者福来博士記念館もあり同時に観ることができます。 |
全国各地から集められた重要有形民俗文化財の獅子頭など約800点をはじめ、まつり用具、山村の生活用具、美術工芸品を展示しています。
大食堂を兼ねた実演場では、からくり人形の実演が行われています。 |
印篭は、近世に携帯用薬入れとして用いられ、のち次第に装飾化して美術工芸品にとなりました。 入場料金:一般・・・・500円(20名以上の団体は450円) |
飛騨高山の伝統工芸として長く培われてきた、透漆を用いた春慶塗の逸品約1,000点を江戸、明治、大正、昭和と時代を追って展示しています。春慶塗りの作業工程も分かりやすく紹介しています。また、春慶の木地に絵付けをする体験が出来、自分だけのオリジナル品を作ることができます。 |
北は北海道から、南は沖縄まで、故浅井正氏が20数年もの歳月をかけてコレクションした2万数千点もの郷土玩具のうち、2,000点余りが陳列されています。 |
「打保屋」と染めぬいたのれんに歴史を感じさせる平田家は、10代に及ぶ高山の豪商です。商家の歴史や、什器、備品、そして代々集められた美術品の数々を展示しています。 |
高山城主金森家の御典医(大名に勤めた医者)の住まいと伝えられます。戦国の武家屋敷をしのばせるたたずまいで、吊り天井や忍窓、井戸の抜け穴などが見られます。土蔵には飛騨の古民具などを展示しています。 |
高山在住の医師、藤井氏が収集した古美術品と古民芸品のコレクション約2500点を、江戸萬流総檜造りの土蔵に展示しています。特に270年以上前に作られた雛人形の享保雛、横山大観や一休禅師の筆による掛け軸は見どころです。 |
八賀家の人たちによって、収集された古屏風、甲冑(よろい・かぶと)などの古美術品をはじめ、古文書などを展示しています。
なかでも全国に5つしかないといわれている、キリシタン銅鏡と隠れキリシタン関係資料は必見の価値があります。 |
江戸の昔に出来た米倉が建ち並び、そこには樹齢1,000年の大木を丸ごと彫り上げ、実に素朴な形をした福の神7体が納められています。7千平方米にもおよぶ自然林、奥の院「神泉宮」に源を以つ水は福神の啓示に添って1,700日目に湧き出た清水で「福徳の水」として各神々に運ばれています。 |
広い館内に世界のアンティックを数多く展示。素晴らしい彫刻の木製家具をはじめ、大理石・ステンドグラス・陶磁器・銅製品等古き良き時代の生活様式を楽しくご覧いただけます。 |
中世から近世への飛騨真宗の展開をテーマに、度重なる炎上にもかかわらず、焼失を免れた親鸞聖人や、蓮如上人などにかんする重宝物館を100点余り展示しています。 |
明治8年、二之町で出火した火災は、寺院、町家など1,032戸を焼失しました。しかし町はずれにあった松本家住宅は火災をまぬがれています。高山を代表する一般的な商家であり、最も古く貴重な建物です。 |
永正年間(1510年頃)高山外記によって城が築かれたといわれ、その後、天正18年(1590年)から元禄5年(1692年)までは金森家6代の居城とされたところです。山城としては、「天下に三指と数えられる名城」とうたわれたものの幕府天領となって、その管理をまかされた加賀藩も手に負えず、やがて取り壊されました。 市街地に近く自然に恵まれている公園で、花や紅葉に色どられる遊歩道は、野鳥の天国ともいわれ、訪れる人を楽しませてくれます。また、この公園内は昭和61年4月19日、森林浴の森日本100選に選ばれました。 |
日本初の地中建造物「高山祭りミュージアム」には、平成3年より新造された祭り屋台6台や、世界一の大太鼓があなたを待っています。隣接する「自然の森」は世界各地で採集された珍しい蝶や化石のほか、自然を満喫できるネイチャー・リゾートです。特にギフチョウは必見です。また、新しくできた「茶の湯の森」は、人間国宝といわれる重要無形文化財保持者や、数多くの名品を生み出している陶芸家、工芸家の逸品を展示し、その作品等でお茶を飲むことができます。
|
ヨーロッパの香り漂うガラスとアール・ヌーボーの総合美術館。中でも高さ3mの「シャンゼリゼのガラスの噴水」は圧巻。
ムーディなカフェやオリジナルグッズを扱うショップ等、設備も充実しています。ここからの北アルプスの眺めや庭園の見事さも旅の思い出に・・・! |
ニホンリス約70匹、タイワンリスやチョウセンリスなどの外来種6種類33匹が見ることができ、又、山野の散策を楽しみながら、自然を満喫できる。 |
時代を 超えて人々に愛されるテディベアのミュージアム。築130年の合掌造りの中で「エコロジー」をテーマに世界中から集まった800体のベアを展示しています。 |
平成11年4月に開館したミュージアム。建物はマヤ文明の遺跡をモチーフにしています。飛騨の化石や恐竜の展示、マヤ・アステカ・アンデスを含む7大文明の遺物と日本の縄文土器、日本画・書など美術品の逸品を公開しています。 |
明治28年から昭和43年まで使用された町役場・市役所の建物です。高山市三町伝統的建造物群保存地区内の南端にあって、一之町、二之町、三之町を見渡す重要な位置にあります。建築材は総檜で、最高の官材を使用しており、ガラスも初めて導入され、硝子障子という名称で各所に使われています。 |
むかし、農家では牛や馬の安全やまゆがたくさんとれるよう祈願して、紙絵馬を高山の南西にある松倉観音に奉納したり、直接馬や牛をつれて安全を祈願しました。その紙絵馬を売るのが絵馬市です。「一千万両、二千万両」などといって「松倉相場」で絵馬を売り買いします。奉納した絵馬を家の入口のかべに張っておくと商売が繁盛し、家族が健康になるといい、今も入口に張っている家が多くあります。 絵馬市は8月9日・10日を中心に松倉観音、陣屋前、本町2丁目、東山寺町の素玄寺で開かれます。 |
市には、むかしから塩市、桑市、花市、牛馬市などがありました。高山には1月24日に本町通り、安川通りで開かれる二十四日市があります。 旧暦では、正月用品を売る歳の市として、12月24日に開かれていましたが明治の初めころから1月に開かれるようになりました。市の形態も時代とともにかわってきましたが、今でも高山の近郊の農家で冬の手仕事とし作られた桧がさ、むしろ、しょうけ、おけなどが売られています。 |
昭和57年から始まった骨董市です。 5月から10月までの毎月7日、場所はえび坂下から宮川までのさんまち通りで、歩行者天国となった通りには、20軒あまりの美術商が店を出します。むかしの生活用品を見て歩くのも勉強になります。 *骨董* 骨董とは古道具のことで古民具と古美術にわかれます。古民具は飛騨では「げてもの」ともいい、むかしの商家で使った道具類が多い。銭箱、たばこ盆、鏡台、火鉢、鉄瓶、自在かぎ、ちょうちんなど、古美術品は時計、飛騨独特の家具、陶磁器、高山独特のものとしては、古春慶、古渋草、根付などです。骨董店は町の小さな博物館です。 |
高山陣屋前広場で、8月上旬に開かれています。わらじや桧がさなど、古くから高山に伝わる民芸品の実演、野菜、くだものの販売、夜市やステージでの芸能の実演が行われています。 |
車田は、佐渡と飛騨だけに伝わっている特殊な田植えの方法です。高山では、松之木町の車田保存会が、代々古式の方法を今に伝えています。 車田は、字のとおり田の中央に杭をたて、そこから7本の線を引き、この線の上に3本の苗を5株ずつ植え、その外側を同心円状に植えていきます。これを七・五・三の田植えともいいます。昔は、ここで取れた米は伊勢神宮に奉納されたと伝えられています。 |
高山では、長い冬の雪どけをまって山菜とりに出かけます。昔は貧しい山国であったこともあって、山菜は大切な副食でした。現在は各家庭に季節の味をとどけ、また、山菜料理として観光客にも賞味されています。このうち保存食として塩漬けにしたり乾燥してお正月や春、秋のまつりなどに食べられるものとして次のものがあります。 |
雪の深い飛騨では、冬になると、かつ葉樹のほとんどが花や葉を落として枯れ木のようになってしまいます。正月が来ても飾る花がないため枯れ枝に細かく切った餅を付けて飾ったのが、花餅かざりの始めだと伝えられています。餅を付ける木の株は、ツツジ科ネギ、山もみじ、えごの木などです。市内江名子町の樋口義光さん宅で造られる花餅は、毎年東宮御所へ送られ宮中に飾られますが、そのほか、主にお正月の装飾用として、紅白の花餅が暮れの朝市や出店で売られています。 |
高山の主婦の秋の大仕事は、たくさんの野菜を買い込んで、冬の間毎日食べる漬物をつけることです。漬物は、つける人それぞれに味が違うといいます。ですから各家庭の味は全部ちがうといわれています。主な漬物は、赤かぶ漬、しな漬、白菜の丸漬、茄子の辛子漬、山ごぼうの味噌漬などで特に、しな漬は夏からなす、きゅうり、みょうが、きのこなどを強塩に漬けておいたものとをかぶら(かぶ)といっしょに漬けこむため大変な仕事です。 |
高山市内には、約60の秋葉様と呼ばれる小さなやしろがあり、人々は火伏の神として崇敬しています。これは、昔、町が全滅するほどの火災を含めて、100戸以上の家屋を類焼した火災が10数回もあったからです。人々は火災予防や家内安全を願って、防火の神として秋葉様を信仰しています。 |
家族づれや町内、職場などでお弁当をもって山に登り花見をすることを「山行き」といっています。桜の咲く時期は、まだ寒いため桜が散り、高山市の花でもある「つつじ」が咲く5月上旬に行っています。 |
HOME | > | 飛騨高山 観光情報 |